不規則勤務でも元気に働く☆ 

体調を崩してしまいがちな不規則な勤務

 看護師の仕事は勤務時間が不規則な仕事です。
夜勤では拘束時間が16時間程になり、十分な仮眠時間を確保する事も難しいです。
規則正しい生活が送れないため体調を崩す事があります。
勤務時間中には常に緊張感を持っていないと、急患や急変の場合にも対応する事が出来ません。
人の命を扱う仕事ですので、気を抜いて仕事する事も出来ません。
患者さんの命が危険にさらされてしまう事もあるので、小さなミスも許されない仕事です。
気を抜いてしまうと、点滴の投与患者を勘違いして、別の患者に投与してしまったり、ハイカリック輸液中に単独で流さなければならない薬液を同時に注入してしまったりと、重大なミスをしてしまう事もあります。
夜勤中は常にその緊張感と眠気のため、心身共に疲れてしまい体調を崩してしまいがちです。
男性看護師も増えてきていますが、まだ女性看護師が多いです。
結婚している女性看護師では、家事や子育てに追われ家庭でも中々休む事が出来ません。
女性看護師が心身共に健康で、楽しく勤務出来る事で患者さんへ良い看護を行う事が出来るでしょう。
もし風邪をひいた状態で出勤すると、抵抗力の低い患者さんに風邪が移ってしまい、肺炎を起こし合併症を引き起こす可能性もあり、命に係わる事が起きてしまいます。
看護師は患者さんの健康管理をしていますが、自分の健康管理を怠ってしまっては意味がありません。
基本の感染予防を常に意識する事はもちろんですが、食生活に気をつけ、十分な睡眠を取る事が大事です。
少しでも自分の体調が悪いと思ったら、無理をせずに十分な休息をとりましょう。